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施術・治療 2024.2.27
きずあとの治療について
形成外科治療の中には、きずを治すだけではなく、できてしまったきずあとの治療も行っています。
何らかの理由によって、きずが治る過程で障害を受けると、きずが治らずに慢性化したり、異常な治り方をしたりすることがあります。
その一つが肥厚性瘢痕やケロイドと呼ばれるものです。
肥厚性瘢痕・ケロイドは、外傷や手術によるきずが、数カ月(長い場合は数十年)のうちに硬くなって盛り上がり、かゆみや痛みの症状が出現した状態です。
肥厚性瘢痕やケロイドの患者さんはこれらの症状で日々苦しんでいますが、これを病気の一種として認識せず、誰にも相談できないでいることが少なくありません🥹
こういった「きずあと・ケロイド」に対し、テーピング・塗り薬・貼り薬・注射・圧迫療法など、状況に応じた治療を進めていきます。
日常的なケア方法を指導し、可能な限り美しい皮膚に戻っていくことを目指しています。
下の症例は
腹部手術後のきずが盛り上がってきて、痛痒い症状が続き困っていることで来院されました。
きずあとが硬く盛り上がっており、かゆみの症状も強く、術後肥厚性瘢痕と診断しました。
治療としてはステロイド注射治療を開始しました。
- 施術前
手術後のきず(肥厚性瘢痕)
場所はおへそです。
- 施術後
4回ほどの治療で、きずの盛り上がり、赤みも減り、そしてかゆみの症状も軽快し、とても喜んでおられました。
こういった治療があることを知らず、もっと早く来たかった‼️と笑顔で診察を終えたときの表情は忘れません☺️
おおにし形成外科クリニック
〒792-0005
愛媛県新居浜市江口町4-2
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- 診療科目形成外科 / 美容皮膚科 / 美容外科